こんばんは!藤堂です。
昨日、今日で日本株は1600円以上の下げ。米株も1840ドルの下げになりましたね。
そもそもこの下げは2日のアメリカの雇用統計で平均時給の予想を上回る上昇を確認しインフレ懸念が高まる可能性があることから米国の10年債利回りが2.8%台まで上昇したことがきっかけ。
緩やかな金利上昇は株式にとってプラスに働きますが、急激な金利上昇は経済や株式市場を冷やすとの懸念から確定売りが相次いで出たことで大幅安へ。
今年日本株もアメリカ株もスピード感を持って上がっていたのでどうしても確定売りが出やすい状況でした。
ただ、そこまで下げる必要がある内容だったんでしょうか?
もともとアメリカの経済環境は好調も好調。金利が上昇したのも平均時給が上昇したというプラスのニュースのはず。
日本も任天堂やソニーの決算を見てもわかるように企業業績は堅調。大幅増益。上方修正。
記憶に新しい2016年。
トランプ大統領が当選確実になったあの日、日本株は一時1000円以上急落し、引けは919円84銭安でした。
でもその次の日には大幅高。あっという間に前日の下げを取り戻したんです。
相場は結局のところ、後付け。
どんな素晴らしいアナリストや分析チームがいたからと言って必ず正しい道に導いてくれるわけじゃありません。営業マンも一緒。どんなに一生懸命勉強していたって、お客様に儲かってほしいと思っていても相場が逆に行けばご迷惑をおかけしてしまうこともあります。
だからといって大きな相場の変化がある時に自分が相場に怖くなってお客様へ連絡をしなかったりするとすべて自分に跳ね返ってきます。
・なぜ、今下がっているのか?
・短期の調整かそれとも暴落か?
お客様は情報が入ってこないと不安です。
私たちはお客様の担当者なのですからしっかりフォローをしていきましょう。
下がっていてパフォーマンスが良くないからお金を出してはもらえないかな?
現金での買い付けは難しいだろうから提案しないでおこう。
この考えは自分のモノサシでものを見ている証拠。
そんな考えは捨ててしまいましょう。
その答えは今までの自分の経験則から出した答えでお金持ちの方は考えが全く違うんです。
提案したらまずいかな?じゃなくて
提案しないと失礼だと思うくらいがちょうど良いです。
提案をしなければ他の証券会社で漏れなく取引をやってしまう可能性が高まります。
大きな変化があったときこそチャンス!!
お腹にしっかり力を入れて炎のテレコールをしてとにかく接触件数を増やしましょう。
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