こんにちは。恵莉子(@erikotodo2017)です。
【人生100年時代】よく耳にする言葉ですよね?以前の記事でも人生100年時代において必要な能力はなんだろうということをテーマにセミナーから感じたことを書かせて頂きました。今日はもう少し突っ込んだ話を。
人生100年時代と聞いてあなたは何を思いますか?
単純に寿命が長くなる?長くなるからこそ従来の【節約】という概念だけだと生き残れないと思いませんか?相当慎ましく生きていてもお金が足りないし、いつもお金がない〜って言いながら好きなものも我慢して生活するなんて私は嫌です。。だからこそしっかり【お金】に向き合ってその準備をすることが大切だと思います。
Contents
日本は借金大国・もらえるかわからない年金・増税
日本の借金は1000兆円を超えています。このままいくといつか財政破綻してしまうと言われていますが1000兆円は政府の負債の1部のことを指しているので実質的には500兆円ほどです。でも借金は借金。なんと、日本は財政危機に陥ったギリシャを抜いて世界一の借金大国なんです。
日本の年金制度はどうでしょうか?そもそも年金は自分で積み立てるものじゃなくて、次の世代の人が支えてくれる制度。少子高齢化が激しく進む日本で年金制度を当てにしてるようだと時代に取り残されて行くんじゃないかな〜と思います。実際に年金受給開始年齢は以前60歳だったのに65歳に引き上げられています。
こう考えていくと、借金大国で年金制度も危うい日本。。
そして今年の10月はついに消費税増税です。8%から10%は家計を大きく圧迫すると思います。
私の老後ってお金は持つの?
日本という大きな括りじゃなくて実際に自分に落とし込んでみたらどうでしょうか?
例えば、今の会社からリストラされて収入が一気になくなってしまったり、病気になったり事故にあったり、長生きできたのは良いものの老後に収入がなくなって厳しい生活を迫られてしまうことが未知の世界だと思います。でもこんな未来は絶対にないって言い切れますか?
お金について真剣に向き合うと起こるリスクを回避できる
日本の制度も私に起こり得ることも全ては可能性にしか過ぎないのですが、こうなるリスクがある!と思って生きていくことは、もし最悪の事態が起こってもそのリスクを回避できることを意味しますよね。
何が起こるかわからない、一寸先は闇状態だと漠然とした不安がぐるぐる頭の中を駆け巡ってしまって結局何も行動できずに不安な気持ちだけが残るという状態になってしまいます。お金について真剣に向き合うことで、起こる可能性のあるリスクを予測し、それに対応するべく行動出来るのです。
ライフプランに基づいて、老後の資金まで俯瞰して考える
ちょうど私も今後のライフプランを考えるにあたってつい先日キャッシュフロー表を作ってもらいました。
そこには子供が出来たらいくらかかる?小学校入学までにいくら貯まっているのが理想的?公立?私立でお金はどのくらい変わるの?っていうところから自分が50歳60歳になり、老後のお金はいくらあったら足りるのか?っていうところまで書かれたものです。今、バリバリ働いていて老後の自分はなかなか想像が難しいかもしれませんがその未来は必ずやってきます。
若いうちはお金をどんどん使ってでも経験をしよう!こういう考え方には一部賛成なのですが、自分が本当に望んでいないものであるならばそれは単なる【浪費】だと思います。反対にお金を使って経験することで自分が思い描く理想にぐっと近づいて幸福感に包まれるのであればそれは良いお金の使い方だと思います。
老後の資金について、今のうちから知っておくことで「若い時に使うべきことにお金を使って人生を楽しみながらいずれ必要になる老後の資産もコツコツ形成していく」ことが出来るのではないでしょうか?
やっぱりお金は必要!でも資産運用は必要なのか?
今だけ良ければ良いという人はいないですよね。何をやるにもお金は絶対的に必要です。やりたいことや今しかできないこと、貴重な経験、自分への投資をしたい!老後も安心して生活したい。こういう思いが出てきた時にお金が必要で、お金は「人生を豊かにするためのツール」です。
物価上昇時に一般的に強いと言われているのは外国資産や不動産などの実物資産です。でもそういうものには必ずリスクがつきものです。資産が減る可能性は十分にあるということです。だから絶対に資産を減らしたくないという人は資産運用はする必要はないと思います。
よく耳にする言葉として、
・投資は危険なものだから手を出してはいけない
・せっかく貯めたお金を減らしたくない
・投資したら損するのがわかっている
確かに投資をすれば減る可能性は出てきます。でも投資をしないという選択肢を選ぶということは銀行の預金に資金を預けておくということですよね?
知らない間に日本の円にすべて一括投資をしていることと同等のことに、実はなっていることを知っていますか?
先程、日本の状態をお伝えしたように借金大国で少子高齢化が加速している今、日本の経済がこれからどんどん発展していくというのは(移民を受け入れれば別かもしれませんが)難しいのではないでしょうか。日本の経済は悪くなり、円の価値が落ちれば当然、預金の価値も下がることになります。
「卵は1つのカゴに盛るな」という言葉がありますが、円だけの投資はまさに1つのカゴに盛っている状態です。ここは日本なんだから、外貨のものに投資する必要はないという方もいらっしゃいますが、円の価値が下がるというのは「物価の上昇」という形で表れます。これまで100円で買えていたものが、200円出さないと買えなくなることです。相対的に200円が100円に減るのと同じ意味ですよね。
私は円だけに資産を投資するのはリスクだと思っています。これは証券会社でお客様にもお伝えしていること。何もマニアックな通貨に資産を投じなくてもいいとは思います。世界の主軸通過はドルです。そういう観点から資産を分散してみても良いのではないでしょうか。
まとめ
将来に対する漠然とした不安は誰にでもあります。でもその悩みの大部分は「お金」に関することではないでしょうか?
「お金」に関する話は友達の中でもなんだか避けがちでお金の話をするのは悪いことという固定概念がある気がします。私はどんどんお金の話をしたほうが良いと思います。
今の日本の経済状態を考えたり、自分に起こりうるリスクを考えて老後の資金計画のところまでじっくりと。大枠が見えてきたらなりたい未来に向かってどうすればいいか考え、行動に移すだけです。
ただ不安に感じていたり、お金になんだか振り回されてしまうという生活から開放されるともっと人生は輝き始めます。
この記事があなたのお役に立っていたら嬉しいです。
コメントを残す