証券営業8年目の私が語る証券会社の実態とは?疑問に答えます!

こんにちは。恵莉子です!

証券会社ってどんなところなの?私は入社する前に正直全く良くわからずに飛び込んでしまいました。

ただ厳しいからこそ営業の基本が学べるんじゃないかなと思っていました。実際に証券会社に入って日々業務をする中で証券会社ってこういうものということがなんとなく掴めてきたので今日は証券会社の実態についてお話していきたいと思います。

 

Q.証券会社の勤務時間ってどのくらい?長いの?

 

A.これは特に支店長の意見に左右されます。支店長が早めに終わらせようという方針であれば、大体が定時に終わる場合もあります。ただし、募集物(期限が決まっていてその日までに売りきらないといけないもの)がある場合は別。期限内に必ず終わらせないといけないので残業してでもやります。終わらせます。そういう文化。

朝は早いです。ただ極端に早いのは課長や支店長などのマネージメント層。それ以外のメンバーはあまり早く着すぎても良くないので8時頃を目処に出社をしています。勤務時間は朝の8時から夜の6時位なのでむしろホワイト企業なんじゃないかなと思います。今は働き方改革の流れで大手の証券会社は特にそういうことに対して敏感に動くので拘束時間は短くなっている傾向にあると思います。

金融関係は基本的に土日がお休みです。よっぽどのことがない限り休日出勤はないです。もしお客様の都合で休日出勤をする場合は事前に上司に許可を取って、上司も一緒に休日出勤するのが普通の流れ。私も1回ほど休日出勤をしましたが、ちゃんと振替休日をいただくことが出来ました。

 

Q.仕事が辛すぎて辞めたいと思っている場合、やめられますか?

 

A.証券会社は一般的にノルマがきつくて精神的にしんどい仕事なのも事実。石の上にも3年という言葉はありますが、私はすごい辛い思いをして体調がおかしくなってしまうくらいであればやめるのもありだと思っています。仕事は人生を豊かにするツールだと思うので。仕事のせいで人生がハチャメチャになったら元も子もないですよね。

仕事をしていて思うのは若手ほど会社をやめやすく、上の層ほどやめにくいという感じです。証券会社は「去るもの追わず」という文化なので(やめることも見込んで大量採用している模様)多少引き止められるとは思いますが、若手でお客様もそこまで持っていなかった場合には本人の意志が固ければもう止はしないというスタンスだと思います。

でも中堅あたりは数字の目標も増えるので、その人が一人いなくなると残った数字は誰がやるんだという問題になってきます。なので後任のことも含めて人事が動かないといけない部分が出てくるのでやめるまでには時間がかかったり、すごい勢いで止められたりしていました。

あと、証券会社って結果を出して特にコンプライアンス等に問題がなければどんどん昇格させる風土があります。それに伴って目標も上がりますが、お給料も上がります。上に行けば行くほど給料は良くなるのでやめにくくなって仕事は大変だなと思っていてもやめられない人は多そうです。

結論としてはやめられないわけじゃないですが、方向転換するなら早いほうが良い。若手ほどやめるのが決まってしまえば割りとスムーズに行く場合が多いです。

 

Q.証券会社に勤める女性ってどんな人が多いの?

 

A.基本的に明るくてアンテナが高い人が多い気がします。金融商品はどこで買っても同じなのでその人から買いたい!と思われるような女性が強いんです。なので人当たりは良いし、お客様からこれがいいよ!とおすすめされたら実際にやってみてそれをまたネタにお客様と関係を良くしていく感じですね。

 

Q.証券会社の営業は女子でもできるか?

 

A.もちろん出来ます。そして成果が最初に出やすいのは女性で、大器晩成型が男性ですね。女性の傾向としては電話の受け答えが抜群に上手で、物腰が柔らかなのでアポイントが取りやすいのだと思います。今は会社も女性の営業職をどんどん増やしていて私の支店でも女性の社員が半分ほどを占めています。それだけ女性の活躍は期待されていてお客様からのニーズが高いということなのだと思います。

私も実際にお客様から言われたのは「男性の営業マンのときは商品を次から次へと言われてなんだか疲れてしまった、藤堂さんになってからはじっくり考えられていいのよ」と。男性のように営業をやらなきゃとは考えずに女性ならではのきめ細やかさを売りに仕事をしていって自分の営業スタイルを確立できると良いと思います。実際に女性の管理職は現在増えてきています。

 

Q.出身大学のレベルはどのくらい?

 

A.はっきり言ってこの大学レベル以上と言うものはないと思います。様々な大学のレベルの人がいます。学歴というよりも「人」を見て採用されています。個人の営業であればみんなが新規開拓を経験します。電話を1日に何百本もかけたり、訪問したり、手紙を書いたり。そういう意味ではガッツがあるかがすごく重要なので学歴は後になってきそうです。ただ、ここ最近入社してくる新入社員のレベルは高いと思います。留学経験があったりドイツ語が堪能だったりキラリと光るものを持っていますね。

 

Q.どんな人が証券会社に向いているのか?

 

A.一般的に証券会社は体育会系でお酒も強くてガツガツタイプと思われているかもしれませんが、私は体育会系でもなければお酒も全然飲めません。どちらかと言うとガツガツしているかもしれませんが。

1つのことを続けられる人は強いと思います。証券会社では商品を1度提案したからと言ってすぐに決まるわけではなりません。お客様の資金の都合や相場のタイミングあるので1度断られても時間を変えて2度3度アプローチできる精神力を持っているといいですね。

後はあんまり深く考えすぎたいタイプ。自分の目標の数字が達成できなくて毎回、落ち込んでもうダメだ。。となっていたら精神的に参ってしまいます。何も感じないと言うのは論外かもしれませんが、ある程度聞き流すくらいの精神を持っていたほうが生き残れると思います。

 

まとめ

 

いかがでしたか?証券会社に勤めているからこそわかるリアルな部分を書いてみました。この記事を書く上で参考にしたのはヤフー知恵袋です。質問者に対して回答している人が結構適当な回答をしているパターンが多かったので実際はこうだよ!ってことが知ってほしくて記事にしました。もし読んでくださっているあなたが就活生なら証券会社の実態を少しでもイメージ出来たほうが良いと思うので1つの意見として参考にしてみてください。


最後に


いかがでしたか?


私は元々、人見知りで話すことが苦手なダメダメな営業女子でしたが

今ではお客様が求めている商品を提案するので成約率が高く、

残業は極力しないので自分の自由な時間が作れるようになりました。



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